「chaban」
- Daiki Kato
- 2019年4月10日
- 読了時間: 1分
A
シロップ入りコーヒーでベッドを抜け出し
溶け込む日常ではどこでも
B
雨が音楽を片付けて
間違った方へ進んでく過去のままで
2A
ディナーを静かに終わらす号令
メインはスプーンでひとすくいだった
2B
雨が音楽を片付けて
間違った方へ進んでく過去のままで
C
目線を反らして
何度めかの無重力に襲われる
3A
オレンジ街頭ベッドを抜け出し
深夜の口枷を外して
3B
朝が太陽を連れ出してまた
野球が快音を響かせている
雨が音楽を片付けてまだ
間違ったままで進んでく過去のままて
2C
目線を反らして
何度めかの無重力に襲われる
D
君はそこへ行ったきり
僕らはそれを見ないふり
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追記
思い返さずともあの人は
形式じみた授業なんて一度もしなかった。
中央のデスクで静かに狂気じみた手つきで
音楽の高揚と苦悩をずっと体現していた。
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4/1限定でサウンドクラウドにアップした
亡くなった恩師へ向けた楽曲。
「chaban」(Ba.マサヤ)
▽ブログ読んでくれた人だけに公開中▽
「chaban」
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